【初心者向け】生け花って難しい?初めての方が安心して始められる3つのポイント
- 前田希葉 (Kiha Maeda)

- 11月1日
- 読了時間: 3分
更新日:11月6日
「生け花に興味はあるけれど、なんだか難しそう…」
そう感じている方は、とても多いのではないでしょうか。
生け花というと、「正しい形が決まっている」「型を覚えないといけない」
そんなイメージを持たれがちですが、実は思っているよりずっと自由で、感性を育てる学びなのです。
この記事では、生け花初心者の方でも安心して始められる3つのポイントをご紹介します。
新しいことを学びたい方、趣味として生け花を始めたい方にもおすすめです。
① 花を“きれいに見せよう”としなくて大丈夫 ― 生け花の基本は「観察」から
最初から上手にいけようとしなくて大丈夫。
生け花の基本は、自然界から切り離した花や枝を、新たな姿にいけ直すことです。
花の向きや枝ぶり、光の当たり方を眺めながら、
「この花のどんな表情を見てもらいたいかな?」と想像してみましょう。
教室では、形を整える前にまず“自然を見る目”を育てることから始めます。
自然の中にあるバランスやリズムを感じ取ることが、上達への第一歩。
🌸 ポイント
生け花は「観察力」と「感性」を同時に育てる学びです。
花を見つめる時間が、あなたの感性を少しずつ磨いてくれます。

② 自分の道具を持つことが、上達と継続のカギ
生け花で使うハサミや剣山、花器などの道具は、長く付き合える大切な相棒です。
どれも、自分の感覚を伝える“手”のような存在。
自分の手にしっくり馴染むハサミで枝を切り、自分の器に花をいけるうちに、
少しずつ感覚が研ぎ澄まされていきます。
最初は先生の使い方を真似しながらでOK。
使い込むうちに“手で学ぶ”感覚が育ち、自然と作品に個性が生まれます。
🌼 ポイント
道具を揃えることは、上達への近道。
高価なものでなくても構いません。
“学びの相棒”として、自分の手に合う道具を選ぶことが大切です。

③ “正解”よりも“あなたらしさ”を大切に ― 草月流の生け花に学ぶ表現の自由
生け花には古典的な型がありますが、それは「縛り」ではなく「基礎」。
草月流では、その基礎の上に“自分らしい表現”を重ねることを大切にしています。
同じ花材を使っても、いける人が変われば作品の印象はまったく違います。
それはつまり、花を通して「自分を知る」ことができる学びなのです。
正解を探すより、自分の感性を信じてみる。
その積み重ねが、唯一無二の作品と成長を生み出します。
🌿 ポイント
生け花は、型を超えて「自分らしさ」を表現する芸術。
草月流の教室では、誰でも自由な感性で花と向き合うことができます。

🌺 おわりに ― 生け花で“花と向き合う時間”という贅沢を
生け花の魅力は、花をいけることそのものよりも、
花と静かに向き合う時間にあります。
忙しい毎日の中で、花に心を寄せるひとときは、
心を整え、新しい自分と出会う大切な時間になるでしょう。
もし「何か新しいことを始めたい」「自分を見つめ直す時間がほしい」
そう感じたら、まずは生け花の体験レッスンから。
お花との出会いが、あなたの中に“新しい感性”を咲かせ、
日常に優しい彩りを添えてくれるはずです。
港区白金台の草月流生け花教室・アトリエきはのいけばな体験
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