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【生け花と日本の行事】お正月・ひな祭り・こどもの日に飾る花の意味を解説|季節を楽しむ和の心

  • 執筆者の写真: 前田希葉 (Kiha Maeda)
    前田希葉 (Kiha Maeda)
  • 2025年12月27日
  • 読了時間: 3分

日本の四季や行事には、それぞれにふさわしい花があります。

生け花は、ただ花を飾るだけでなく、花を通して季節や行事の意味を表現する芸術です。


今回は、「お正月」「ひな祭り」「こどもの日」の三つの行事を中心に、

それぞれの時期に生けたい花と、その花に込められた意味をやさしく解説します。



🎍 1. お正月の生け花|新年を祝う“清らかさと長寿”の象徴


お正月は、一年の始まりを清らかな気持ちで迎える日本の代表的な行事。

生け花では、「新しい命の始まり」「繁栄」「長寿」をテーマにした花が選ばれます。


🌿主な花材と意味

松(まつ):冬でも青々と茂る長寿と不老不死の象徴

竹(たけ):まっすぐに伸びる成長と繁栄の象徴

梅(うめ):厳冬に咲く忍耐と希望の象徴

千両・南天:福を呼ぶ縁起のよい実もの


💡ポイント:

三本の枝(松・竹・梅)を組み合わせた「歳神様を迎える生け花」は、お正月の伝統的なスタイルです。

紅白や金銀の水引を添えると、よりお祝いらしい華やかさになります。


港区白金台の草月流生け花教室アトリエきはの正月花のご紹介です


🌸 2. ひな祭りの生け花|春の訪れと女の子の健やかな成長を願う


3月3日の「ひな祭り」は、女の子の幸せと成長を祝う行事。

春の訪れを感じさせる花を中心に、明るくやさしい雰囲気の生け花が好まれます。


🌷主な花材と意味

桃(もも):魔除けと長寿の花。ひな祭りの主役

菜の花:希望や新しい門出を表す春の花


💡ポイント:

桃の枝を中心に、淡いピンクや黄色の花を合わせると、春らしく柔らかい印象に。

花器はガラスや白い陶器など、明るい色合いのものがよく合います。


港区白金台の草月流生け花教室アトリエきはのひな祭りのいけばなのご紹介です


🪷 3.こどもの日の生け花|健やかな成長を願って


5月5日のこどもの日は、子どもの健やかな成長や幸せを祈る日。

生け花では、端午の節句を象徴する 花菖蒲(はなしょうぶ) が主役となります。


🌼主な花材と意味

花菖蒲(はなしょうぶ)

まっすぐに伸びる葉姿が強さと生命力を象徴。

「勝負」「尚武」に通じ、男の子の健やかな成長や勇ましさを願う節句花。


💡ポイント:

こどもの日の生け花は「凛々しさ」と「清々しさ」が鍵。

花菖蒲の直線的なラインを活かし、根元を新緑の葉の付いた枝ものでまとめると、

健やかな成長を祝う節句の空気が、すっと空間に広がり、初夏の爽やかな風を感じさせる生け花になります。


港区白金台の草月流生け花教室アトリエきはのこどもの日のいけばなのご紹介です(花菖蒲)


🌿 4. 行事の花を生ける意味 ― 花とともに心を整える


日本の行事と花の関係には、すべて「願い」や「感謝」の心が込められています。

生け花はその心を「形」にするもの。


お正月の喜び、春の希望、初夏の爽やかさ――

それぞれの花を生けることで、私たちは季節の移ろいと心の豊かさを感じ取ることができます。



🌸 5. まとめ:行事の花を通して、四季と心をつなぐ


行事の生け花は、単なる装飾ではなく、日本人の心を映す伝統文化です。

季節ごとの花を通して自然に感謝し、心を整える時間を持つこと。

それが、生け花の本当の魅力です。


ぜひ次の行事には、花に込められた意味を意識して生けてみてください。

花とともに、行事がより深く、心に残るものになるはずです。



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