家に花を飾ろうと思ったとき、ついついアレンジメントやミニ花束を買っていませんか?
自分でセンスのいい花をいけられたらとも思うけれど、コツがわからないし…

そもそも花を花瓶に挿すコツはどうやって身につけたらいいのだろう、とお悩みの方もいらっしゃると思います。
そのような方にこそ是非おすすめしたいのが生け花です。
生け花は基本を身につけることで少量の花で空間を活かした作品をいけるスキルを磨くことができる使い方を

当教室では【いけばな体験】として、「これから生け花をはじめてみようかな」と考えている方に、レッスンや教室の雰囲気を体験いただき、生け花の学びを通じてどんなことが身に付くのか知っていただくためのお試しレッスンの機会を設けています。
どんなことを「体験」できるのか気になる方もいらっしゃると思うので、今回の記事ではレッスン内容について紹介させていただこうと思います。
レッスンでは生け花の考え方や道具の使い方だけでなく、ご自宅の器や花器に花をいけるコツや効果的な水揚げ方法等についてもお伝えいたします。花型について一通り説明をした後は、実際に草月流の最もベーシックな花型を1作と、自由花を1作、計2作をいけていただきます。
皆さん最初は恐る恐る花ばさみをもって枝や花を切り出していくのですが、途中からは夢中になって作品作りに取り組んでいただいています。
1作目の草月流の基本立真型・盛花を体験いただいている様子です。

花器棚からお好きな水盤(底の浅い平らな花器)を選んで季節の花材をいけていただきます(青いガラス水盤と一方に少しくぼみのある白い水盤が人気です)。

なぜ花型を体験していただくかというと、花型には誰でも美しくいけられるコツが凝縮されているものだからです。
骨格を構成する枝や花の役割等をお伝えする中で、ご自宅で花をいける際のポイント等も漏れなく紹介してまいります。
花型が1作いけ終わりましたら、次はもう1作自由花をいけていただきます。

普段家に花を飾り慣れている方でなくてもポイントを少しお伝えするだけで皆さん手がパパッと動いて作品を作っておられます。その姿はお伝えする立場にある私もびっくりするほど。

また、性格も作品ににじみ出てくる要素の一つです。力強さ、繊細さ、可愛らしさ等自分の内面にあるものが加わった作品を仕上げた時の達成感は日常ではなかなか味わえないものでもあります。

↑器の重さと、馬酔木の葉やチューリップの花の塊(マッス)とのバランスがとても素敵な作品でした。チューリップの表情がなんとも可愛らしいです😊

↑ガラス花器の内部まで繊細かつ大胆に表現された素敵な作品でした。花留めはシルバー色のワイヤーを使用されています。空間に張り出した枝の広がりがとても印象的です😊
体験いただいたお二人とも花を飾り慣れているけれれどいけばなは初めてとのことでしたが、「生け花は和風の花しかいけないと思っていた。生け花のイメージが変わった。」「日常で花をいける際のコツみたいなものが知れてよかった。」とおっしゃっていました。
2作品をいけたあと、質疑応答等をしたら終了となります。
気に入っていただければ、入会し、【草月流カリキュラムコース】にて生け花の基本的な知識や技術を体系的に身に付けていただくことが可能です。
「コース」という名称はカリキュラムに沿って学んでいくことから名付けたものですが、ご自身の都合に合わせて都度ご予約いただける形式のレッスンになります。無理な勧誘もいたしません。
習い始める上で不安に感じていることなどありましたら、遠慮なくご相談ください。
「生け花をはじめてみようかな」と考えている方は是非気軽に体験レッスンにご参加ください!
お待ちしています!!
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